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株式譲渡契約

株式譲渡契約とは、会社の株主が契約によって自己が保有する株式を契約により譲渡する事です。非公開会社(オーナー会社)においては、市場で自由に売買する事は困難です。かかる場合に、相対取引として、譲渡契約により株式を移転する行為です。結果として投下資本回収ができます。

似たような契約に株主間契約もあります。株主間契約は、譲渡する事を目的としておらず、会社対株主、株主対株主間において一定の事項に関する取り決めです。

⇒株主間契約についての詳細はコチラ

▼ 株式譲渡契約の活用場面　▼ 株式譲渡のメリット及びデメリット　
▼ 株式譲渡契約についての留意点　▼ 当事務所に御依頼されるメリット

株式譲渡契約の活用場面

株式譲渡を活用する場面として、①オーナー社長から後継者等に対して譲渡する場合、②合併・買収等のM&Aにおいて株式譲渡の手法が用いられる場合もあります。③名義株対策の1つとして株式譲渡も活用できます。

現状、オーナー企業の合併・買収などのM&Aにおいては、株式譲渡契約を活用すると手続きが簡易に行えます。すなわち、合併等に関する会社法の規定が適用されません。複雑な手続きを省略して、合併などと同様の効果を得る事が可能です。

⇒名義株の詳細についてはコチラ

株式譲渡のメリット及びデメリット

株式譲渡契約についての留意点

株式譲渡契約において、留意する点がいくつかあります。株券発行会社であるか否か、譲渡先が親族等の身内であるか否か、譲渡を行う事により合併等のM&Aの手法として活用するか否か等、主たる目的において留意するポイントが異なります。

非公開会社(オーナー企業)においては、譲渡制限株式が発行されている事が殆どであり、この点にもついても留意する必要があります。留意点の詳細については、御相談ください。

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